今回は、岐阜のお客様からの相談です。ご覧のように幅5mを越える
圧巻のビルトイン・ガレージですが、木造構造がむき出しというのも
アメリカンでいいですねぇ。
輸入ガレージ・ドアのメーカーは、クロペイ(Clopay)社。
電動オープナーは、ジニー(Genie)社のものを使っています。
元々18フィートあったドアのようですが、あまりに大きかった為に
両サイドを少しカットして施工したそうです。
ご相談頂いたのは、このドアの開閉が最近重くなってきたという
ことでした。こういう場合、原因となることはいくつも考えられる
のですが、単独ではなく複合的な要因によって不具合が起ることも
考えられます。
ただ、施工してまだ5年程度ということですから、トーション・
スプリングの劣化やモーターの不調といった消耗が原因という感じ
ではないような気がします。
実際のものを見てみないとはっきりしたことは言えませんが、
ガレージ・ドアの左右バランスの崩れやドラム・ワイヤーの延び、
トラックレールの歪みといったことで、今回の問題が発生した
のではないかとも思います。
車検と同じように、ガレージ・ドアも5年に1回程度は私共のような
輸入住宅ビルダーに点検・調整をご依頼頂けると、突然ドアが開かなく
なるという緊急事態は避けられるはずです。
このお客様のように少し様子が変だなと感じたら、すぐに手を
打たれることをお勧めします。
輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
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調整が必要なガレージ・シャッター
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