Quantcast
Channel: 住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3848

あまりきつく閉めないで!

$
0
0
輸入の水栓金具


先日、お客様のおうちを訪問させて頂いた際に、輸入の水栓金具の
蛇口から水がポタポタ落ちるので、見て欲しいという相談を
頂きました。

配管のバルブが閉めてあったので、開いて確認したのですが、
水が漏れる気配がありません。

何故だか正常な状態に戻っていました。

水栓金具で水漏れが発生する原因ですが、基本的には
レバー・ハンドルの下に内蔵されているセラミック・カートリッジ
と呼ばれる止水パッキンに不具合があると考えていいでしょう。

水道管の工事などで水道に小さな砂が混じったりして、それが
セラミックで出来たバルブ部品に噛んで、欠けてしまうケースや
セラミック以外の部分の劣化や腐食などのケースもありました。

セラミック・カートリッジは、半永久的と水栓メーカーは
謳っているようですが、様々な原因で水漏れは起こります。

あと、国産のゴムのパッキン材と違って、レバー・ハンドルを
きつく閉めすぎたり、開けすぎたりするのもよくありません。

セラミック・カートリッジのバルブは、軽く動かすだけで
ちゃんと開閉するのですが、日本人はしっかり強く閉めないと
いけないと思い込みがちです。

ですから、セラミック・カートリッジに無理な力が掛かって
バルブが破損してしまうなんてことも多いようです。

特に、力の入れ具合が分からない子供さんやお年寄りなどには
その点を説明して頂いた方がいいかも知れません。

洗面やキッチンに使われる輸入の水栓金具は結構デリケートな
ものですから、注意してお使い下さいね。

輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3848

Trending Articles