イギリス ロンドンでタワーマンションの大規模火災が、大きな
ニュースになっています。
非常にたくさんの人たちが住んでいて、逃げ遅れた人もたくさん
いるということは痛ましい限りです。
4階にあった冷蔵庫が爆発したのが原因の一因という報道もありましたが、
外壁に燃えやすい発泡系の断熱材が外断熱として入れてあったのも
問題だったようです。
こうした断熱材については、以前中国のTV局(TVCC)のビル火災でも
問題になったのが記憶に新しいですね。
高層建築に詳しい識者の方は、日本の高層マンションでは防火区画や
防火設備がしっかりしており、このような火災は起こらないと
言っているようです。
ただ、日本のマンションやビルでも発泡系の外断熱が施工されて
いるという現実は、やはり気になるところでしょう。
また、あれだけ安全だと言っていた原発でも、自然災害では
全く安全対策が機能しなかったということを考えると、やはり
人間の知恵には限界があると考えて行動すべきかも知れません。
災害の多くは、人間の過信にあることがいろいろな事象からも
はっきりしています。
何かあった時に逃げられないような環境があるというのは、
何とも恐ろしいことだと思います。(私は高所恐怖症ですから、
尚更かも知れませんが・・・)
生理的・本能的に不安に感じるようなものや場所は、やっぱり
避けるべきと思うのは私だけでしょうか。
<関連記事>: 外張り断熱工法は火に弱い? (2010年12月5日)
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。