コーラー(Kohler)と言えば、ホーロー製の大きなワン・シンク、
ベーカーズフィールド(Bakersfield)を思い浮かべる輸入住宅好きも
多いかと思います。
でも、コーラーを始め、シンクを作っている北米の住設メーカーは、
果敢に新しいトレンドに挑戦しています。
このステンレス・キッチン・シンクもその一つ。
日本のユーザーと違い、アメリカやカナダの主婦は、ツー・シンクを
好む傾向にあります。
実は、日本でもシステム・キッチンというものが導入された昭和40年代、
やはりアメリカに見習ってツー・シンクが一般的でした。
ただ、日本の台所では大鍋や大きなヤカンを洗うニーズが強く、徐々に
大きめのワン・シンクが主流になっていきました。
でも、付け置き洗いや水道水で冷やすという機能を重視している
北米の家庭ではワン・シンクは役に立たないという意識の方が
今でも強いのです。
さて、写真のシンクですが、キッチンカウンターの上に載せるオーバー
シンクとしても使えますし、カウンターに下にすっきりと納めるアンダー
シンクにもなるというスグレモノ。
モダン系の住宅は流行っている北米では、お店の厨房の感じを出す為に
ステンレスを多用するキッチンも人気です。
そして、シンクの角を出来るだけ直線的に作ることで、よりシャープで
モダンなキッチンにデザイン出来るという訳です。
日本では、モダン系のシステム・キッチンが流行っているとは言え、
まだまだモダン・デザインに拘ったものは多くないのが実情です。
是非、モダン・キッチンがお好きな皆さんは、シンクにも拘っては
如何でしょうか。
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