今日は、久しぶりに輸入のシーリングファンをご紹介しましょう。
暑い夏や寒い冬に、室内の冷暖房の空気は上や下に集まってしまい、
せっかくの空調がうまく機能しないこともしばしば。
そんな時役に立つのが、シーリングファン。室内の空気を緩やかに
撹拌し、部屋全体の温度を一定に保ってくれます。
写真は、2階の天井部分まで吹抜けとなっているLDK一体型のリビング
に設置されたシーリングファン。
梁(ハリ)や柱の形からすると、この建物はコンクリートのRC造の
マンションを改造(リノベーション)したものかも知れません。
日本では耐震の問題から、これだけ大胆な改築は難しいかも知れませんが、
アメリカ人は考えることが違いますねぇ。
70年代風にデザインされたインテリアに合うように、シーリングファンも
ちょっと宇宙的な感じがしませんか。
このシーリングファンは、キチラー(Kichler)社製のスパイラ(Spyra)
という製品で、スパイラル(螺旋)をデフォルメした切れのいいデザイン
をしています。
その流線形に合うように埋め込まれた照明器具も、主張し過ぎていない
感じがいいですね。
こういう照明付きのシーリングファンの場合、どの高さに吊るすのが
いいのか悩むところですが、やはり脚立を上って手を伸ばせる位置が
いいように思います。
そうすれば、電球が切れても自分で交換出来ますからね。高過ぎても
低過ぎてもダメですよ。そこはセンスと実用をバランスさせてこその
インテリアです。私たちのようなプロに相談することをお忘れなく。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
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全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。