週明けの月曜に大型で非常に強い台風21号が、ここ名古屋を直撃する
かも知れません。
台風は、大雨をもたらすだけでなく、強い風(突風)も吹きますから、
家に何らかの欠点があれば、必ずそこを突いて攻めてきます。
輸入住宅でよくあるのは、サッシやその周囲の外壁・屋根からの
雨漏りです。
本来なら、建具の周囲に付いている気密パッキン材のウェザーストリップ
が防水性能を発揮するのですが、劣化等していると水の侵入を防ぐことが
出来ません。
また、サッシの周囲等に防水コーキングが入れてあるのですが、
長い間に痩せてしまっていたり、切れていたりして窓や壁の中に雨が
侵入することがあります。
屋根や軒についても、強い風が下から吹き上がったりすれば、屋根材を
剥がしてしまったり、軒下の隙間から雨が家の構造体に入ったりする
こともしばしばです。
外壁についても、外壁パネルのつなぎ目や劣化による割れの部分など
から、雨水が内側に入り込むケースが発生するかも知れません。
普段の雨ではそういったトラブルが起こらないおうちでも、台風の
ような特別な状況で雨漏り等が発見されることがあるものです。
知らなければ、雨漏りが構造体を徐々に腐食させていたかも知れない
ということを考えると、この機会に原因を発見して対処出来ると思えば、
悪いことばかりではありません。
台風をネガティブに考えないで、逆にポジティブに捉えてこそ
いいおうちを維持していけるのだと思います。
但し、台風への備えは、万全にしておいて下さいね。
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いくつかご覧の上適否をご判断願います。