愛知県半田市のレンガの家、K邸を引き渡す前に
完成した状況を見てみたいというご要望を頂き、
午前中に現地をご覧頂きました。
工事中の時から、幾度かおうちの様子をご覧頂いていた
お客様でしたので、完成した室内を見て感慨深げで
いらしたようです。
この前見て頂いた時は、ドライウォールを施工する為に
リビングの吹き抜け空間に足場が組んであったりして
随分窮屈な感じを受けたようですが、今回ご覧頂いて
こんなに広かったとは思わなかったと言われました。
工事が進むにつれて、どんどん室内が広くなっていく
と感じることはよくあることですが、自分たちが計画
している家もそうなるのだと実感出来たことでしょう。
中世ヨーロッパのお城(洋館)をイメージしている
ということは以前にも記事に書かせて頂きましたが、
どうですか、この重厚なアイアンの照明器具は。
荒削りな鉄の角棒を手でひねったような力強いデザインは
国産にない圧倒的な個性を感じます。
ダイニングにあるこの照明器具は、比較的小ぶりな
シャンデリアですが、それでも10kg程度の重さが
ありますから、取り付ける為の下地もしっかり造って
おく必要があるのです。
そう、見た目では分からないところに手間が掛かって
いるというお話をよくしますが、下地補強もその一つ。
でなければ、将来歴史的な建築物になることなど出来ません。
吹き抜けリビングのシャンデリアなどは60kgを
超えますから、見れば圧倒されますよ。
輸入住宅建築に於いて、ホームメイドが国内屈指の
ビルダーであるという理由はここにあります。
↧
今日は、個別見学を実施させて頂きました
↧