
こちらは、輸入の室内ドアに取り付けられているドア・ヒンジ。
耐久性の高いステンレスで出来ている場合が多いのですが、
10年以上使っていると擦り減って噛み合わせに隙間が空いています。
ここまでになると、ドア側の蝶番が下がってしまい、ドアが床に
当たってくるようになります。
そのまま放っておけば、フローリングにキズが付きますし
ドア自体にも歪みが出たりドア・ラッチが掛からなくなったり
しますから、費用もどんどん掛かることとなります。
家というものは、起きた不具合に早めに対処することで、
補修費用も最小限に抑えられます。
問題が大きくなってくれば、関連する別の部材にも影響が
出るものです。
幸いこのお客様は、ヒンジの不具合という小さな問題に気付いて、
この段階でご相談をして頂けました。
皆さんもお金がないという理由で問題を先送りすることは、反って
お金も時間もたくさん掛かってしまうということを忘れないで
頂きたいものです。
勿論、全ての不具合を一度に直そうというのは、予算的にも
大変だということは理解できます。
であれば、問題に優先順位を付けて、いつまでにどの不具合を
直していくか、最終的に全ての問題に対処する期限や資金計画を
はっきりさせておくことが求められます。
家づくりは、新築したらそれで終わりではありません。
家の新築は、家づくりの第一歩を踏み出したに過ぎないのです。
インテリアを工夫したり、模様替えをして家をパワーアップさせたり
することをすべきですし、その間に劣化していく部分に同時に
対処していくことで、常に素敵な輸入住宅を実現していけるのです。
その情熱なしには、本当の家づくりはなし得ないと思います。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。