Quantcast
Channel: 住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3848

輸入折れ戸のレールも種類があります

$
0
0


輸入住宅では、収納の折れ戸としてバイフォールドドアがよく
用いられます。

ドアの下にレールを入れる必要がありませんから、足元が邪魔
にならず、見た目もすっきりする点がいいですね。

ちゃんとお使い頂ければ長くお使い頂けますが、ドアの建て起こしが
狂ってきたり、上枠のレール内をスライドするピボットにゴミが
付着するなどして、うまく左右に移動しなくなったりすることがあります。

そんな時、無理にドアを開けたり閉めたりしてしまうと、ピボットが
傷んだり、レールが曲がってしまったりするものです。

そういうトラブルの方の相談が、ちょくちょくあるのですが、昔の
輸入住宅で使われていたレールや金物と、今国内で手に入るものと
全然違うものになっています。

例えば、上枠のレールですが、写真左のものが現行品。右のものが
20年くらい前に使われていた古いタイプです。

レールの幅や高さ、形状が全く違うのがお分かり頂けますでしょうか。

ですから、古いタイプのものを手に入れたいと思っても、アメリカ
から直接調達する以外には手段がないのです。

勿論、アメリカでは古いタイプのものでも今も流通していますから、
私たちなら全然平気に入手出来ますが、普通の住宅メーカーでは
歯が立たないかも知れません。

今回もマニアックな内容ですが、皆さんのおうちのものはどちら
なのか、一度チェックしてみては如何でしょうか。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3848

Trending Articles