
先日、アンダーセン(Andersen)社製ダブルハング・サッシの
バランサーを交換したいというご相談を頂きました。
27年も前の平成3年に新築されたということですから、一度は
既に交換されているのかも知れませんが、もし一度も交換していない
としたら大したものです。
今回は、合計8ヶ所の窓のバランサーを交換して欲しいとのご依頼
ですが、既に寿命が来ていますから他にもダブルハングがあれば、
一緒に交換しておく方が安心かも知れません。
また、バランサーを交換する際に、窓枠の両サイドに樹脂製のジャム
と呼ばれる板状の部材が付いているのですが、その一部を外す必要が
あります。
ただ、27年も経っていますから、樹脂の粘りがなくなって外す際に
ジャムが割れてしまう恐れもあります。
ですから、今回は新しいジャムライナーも一緒に取り寄せて、もし
割れなければそのままお客様の手元に予備として置いておいて頂く
ことになりました。
そして、これとは別にダブルハングのロック部品であるクレセントが、
写真のように破損しているようです。
こうした部品も新しいものを調達出来ますから、バランサー等と一緒に
手配をさせて頂きます。
それにしても、ロック部品の破損は防犯に直結する問題ですから、
バランサーよりも緊急を要するように思います。
このお客様は、意外とのんびりしていらっしゃるのかも知れませんが、
早めに手配をしてあげたいと思います。
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