
最近、輸入樹脂サッシのシングルハングのバランサーについて
問い合わせが増えています。
写真のものは、ミルガード(Milgard)社のサッシ用バランサーですが、
バネにつながっている紐が切れて使えなくなっています。
紐を繋いでそのまま使い続けるという方法もありますが、バネ自体の
金属疲労や錆びによって以前のようには動かないケースも多くあります。
また、サッシの左右にあるバランサーの片方に不具合がある場合、
左右のバランスや強度が異なって窓の開閉がスムースにいかないことも
あるでしょう。
どんなバランサーでも、その寿命は15年程度です。
家にたくさんのシングルハング・サッシがあるようなおうちでは、
バランサーの交換だけでも結構な費用が掛かるかも知れません。
でも、15年もの長い間、何もお金を掛けてこないで使い続けて
きた訳ですから、ちゃんと直してあげてもいいように思います。
ただ、こうした修理に対する費用を新築時から貯金してきた人は、
殆どいないと思います。
外装の塗り替え費用ですら、全く意識していないという場合も
少なくありません。
今からでも遅くありませんから、持ち家の皆さんは毎月2万円くらい
タンス預金をするようにして下さい。
それが、次の世代へ家を引き継ぐ為の大きな一歩となるはずです。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
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全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。