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Channel: 住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド
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このドアだと、3~4人は必要です

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一昨日、大阪府吹田市の輸入住宅にお伺いして、スライディング・パティオ
ドア(掃出しサッシ)の戸車交換をしてきました。

製品確認をさせて頂く際に、ドアの大きさを伺っていたのですが、ドアに適合する
戸車にばかり気を取られていたせいで、ちゃんと大きさを理解せずに現場に
行ってしまいました。

サッシの大きさは、通常であれば幅1.6m x 高さ2m程度ですが、こちらの
ものは幅2.4m x 高さ2.3mですから、ドア1枚のサイズが幅1.2m x 高さ2.3m
もありました。

それも高級輸入サッシ・メーカーのローウェン(Loewen)製ですから、フレーム
の造りも太くてしっかりしていますから、その重さたるや半端ない感じでした。

それも、今回は戸車を交換するドアが2枚ありましたから、そりゃえらいことです。

そう言いながら、私とスタッフ1名で1枚目のドアを外し、交換後に元のレールの
上に戻しました。

もう1ヶ所のドアについては、和室で障子の鴨居が低いこともあり、お客様ご夫婦
にもお手伝いを頂き、何とか4人でドアの取外し・取付けをすることが出来ました。

戸車については、ドアが重いこともあり、長年の使用で戸車が歪んできたり、
金属ローラーが錆びて動かなくなってきたりしていましたから、年配のご夫婦には
ドアの開閉が相当なご負担だったと思います。

今回は、非常に頑丈でありながら、錆びたり劣化したりすることが少ない
強度の高い樹脂製のローラーが付いた新しい戸車を装着しました。

装着後は、鍵の調整やドアの水平・垂直の見直しや高さ調整も行いましたから、
新築時のように軽い開閉が出来るようになりました。ですから、お客様にも
見違えるようだと喜んで頂き、来た甲斐があったというものです。

次回こうしたドアのメンテナンスの際は、道具や作業人数を考えて
施工準備をしたいと思います。ご協力、有難うございました。

<関連記事>: 重量のあるドアには、頑丈な戸車? (2020年7月10日)

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