Quantcast
Channel: 住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3848

これなら、和風の家やお店でもいいよね

$
0
0
ベイツガのフローリング


カナダ大使館のランチ・レセプションに伺う2日前。
プリンス・エドワード島(PEI)の輸入コンソリデーターを
している方が、名古屋に立ち寄るというのでお会いする
こととなった。

この方は、一昨年参加したバイヤーズ・ミッションの企画で
中心的な役割をした人で、非常に物腰も柔らかく
信頼出来る人柄なんだが、貿易の仕事では少し経験が
浅いかも知れない。

でも、こういう人の方が、ローカルの人脈に長けていたり、
面白い素材を知っていたりするから侮れない。

夕方のミーティングだったから、伏見の名古屋ヒルトンで
ビール片手にお話を聞いたのだが、ここで登場したのが
このフローリング。

メープルやパインといった床材もあったのだが、一番面白いと
感じたのが、写真のベイツガ(ヘムロック)。

ダーク・ブラウンに着色されているが、その為か木目が
一層際立って見えて、まるで米松(ダグラスファー)のような
の男性的な表情を持っている。

普通、ヘムロックという木は、木目が少し薄く、メープル程
ではないにしろ、女性的な優しい木目となることが多い。

勿論、木はカットする場所や方向によってその表情を
変えるので、全てが全てこんな感じではないだろうが、
なかなか格好いい床材でしょ。

購入する量や塗装の有無にも依りますが、19mm厚で
幅133mmの大きな無垢のフローリングで、何と平米
3,000円程度で日本に送れるというから、素晴らしい。

こんな床材は、日本だったら平米15,000円は下らないだろう。

輸入住宅以外に日本の古民家のイメージにもピッタリだし、
フランク・ロイド・ライトが建てた西洋建築のダーク・トーンの
内装にも十分合いそうだと思いませんか?

色もいくつか指定出来るみたいだし、知り合いの建築仲間と
共同購入するというのもいいかも知れない。

どうですか、カナダにはこんな質のいい美しい建築資材は
まだまだたくさんあるんですよ。

中国製の安い床材を使わず、カナダの最高級のフローリングを
使ってみたいと思いませんか。これこそ資産ですね。



Viewing all articles
Browse latest Browse all 3848

Trending Articles