
先日、マーヴィン(Marvin)のダブルハングサッシの部品供給が一切
なくなってしまうという記事を書かせて頂きましたが、その期限である
8月末も間近になってきました。
古いダブルハングだけでなく、様々な種類のサッシ部品の供給が中止される
昨今にあって、お使いのお客様からの相談も多くなってきました。
今回愛媛県松山市からご相談頂いたのは、マーヴィンのケースメント。
よくあるトラブルですが、開閉金物のオペレーターの回転軸が折れて
クランクハンドルと一緒に抜けてきてしまったというものでした。
そういう箇所がいくつもあるようで、合計4ヶ所分のオペレーターと
ハンドル・カバーを調達したいそうです。(カバーにも割れがあります)
ケースメントについては、古い仕様のものは既に生産中止となっている為、
新しい仕様のものを古いサッシに合うサイズで特注することが出来ますし、
使用されている部品も然程廃番にはなっていませんから、まだ大丈夫。
今回ご相談頂いたパーツ類も、特に問題なく手に入れることが可能ですから、
お客様には安心して頂きたいと思います。
ただ、オペレーターを交換しても、破損の原因となったサッシの歪みや
動きが固いといった問題は、調整をしなければ解消されません。
将来また同じように破損するといったリスクを考えれば、交換時に
窓の調整を行うことを忘れないで下さいね。
あと、現在手に入るものでも、いつ供給停止になるか分かりませんから、
輸入サッシのメンテナンスは早め早めを心掛けるようにしたいものです。
<関連記事>: マーヴィンの古いダブルハングが修理不可に? (2021年7月30日)
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