
とあるお客様からブルース(Bruce)のオーク材フローリングのメンテナンス
についてご相談を頂きました。
現在は製造されていませんが、輸入住宅ブームの時はウレタン仕上げではなく
WAX仕上げのブルースやロビンスが主流でした。
そういった床材には、市販のワックスは不適切ですから、ブルース専用の
鉱物油系WAXを使うことが普通でした。
ただ、時代と共に臭いのきついワックスは、室内汚染の問題から製造が中止
されて、WAX仕上げの床材そのものも生産されなくなってしまいました。
今回のお客様もそうした時期に家を建てられた方のようで、その後の
床のメンテナンスに困っていらっしゃったようです。
特に昔のブルースのWAXは、臭いの問題で使う機会がないまま古くなって
しまい、どういったWAXが使えるのか、また臭いの少ないものや汚れ落とし
や着色が出来るものがないかお探しだったとのことでした。
私共が販売しているデュラ・シール(Dura Seal)は、北米の室内環境基準を
クリアしたクリーナー&ワックスです。(但し、臭いは個人差があります)
色は、ナチュラル・クリア又はコーヒーブラウンの2色があり、何度も
塗り重ねれば徐々に着色していきますし、汚れを落とす効果もあります。
ただ、木の表面が劣化しているような場合は、汚れを乾いた雑巾で拭き
取った後、細かなサンドペーパーで表面をサンディングして整えることが
必要かも知れません。
自然オイル系のワックスなども多く販売されていますから、そういった
ものをお使い頂くことも問題ありませんが、出来るだけ昔に近いものを
使い続けたいというお客様にはいい製品だと思います。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。