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Channel: 住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド
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窓が開いていたのかなぁ

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こちらは、瀬戸市で修理調査を行ってきた輸入住宅の天窓です。

スウェーデンのベルックス(Velux)製トップライトですが、現在日本で
販売されている天窓は、ベルックスだけ。

国内のサッシ・メーカーは、全て製造から撤退してしまい、代用として
ベルックスを販売しているといった淋しい状況です。

この天窓は、GGL308という少し大きめサッシで、中央部を回転軸として
回りながら開いていくというタイプです。

写真は、天窓の木製枠のコーナーを写したものですが、黒く腐ってきている
状況でした。

ちゃんとメンテナンスをしていれば、ここまでなることはないのですが、
防水パッキンのシール材が劣化したり、窓を閉めたつもりで少し開いて
いたりすると徐々に雨が浸入して木が腐食してしまうのです。

今回は、ご主人様が天窓を開けて、ちゃんと閉まっていない状態なのに
閉まったと勘違いして、屋根の雨が入り込んでしまったようです。
(ガチャンと確実にロックしないと、半ロックになります)

人が常にいる部屋だとこんなことは起こらないのでしょうが、屋根裏で
普段使われていないという状況になると、長年それに気付きません。

サッシ枠の交換が可能なのかを含めてメーカーと協議しますが、同時に
シール材交換などのトップライトの防水メンテナンスを実施しなければ
なりません。

天窓は、10~15年に一度防水メンテナンスを行うことが推奨されます。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

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