
マーヴィン(Marvin)が、11月に日本撤退を通告してから1ヶ月になろうと
しています。
日本の販売代理店である数社も、新規の受注は来年1月末という感じ。
マーヴィン製サッシの今後のメンテナンス部材の供給については、まだ
はっきりとした結論は出ていないようですが、どこかの段階で供給ストップ
となることは目に見えています。
1990年代の輸入住宅ブームの一翼を担ってきたと言っても過言ではない
マーヴィンですから、国内の輸入住宅に採用された窓の数は膨大です。
そういった点で、メンテナンスや修理が今後多く発生してくるのは
誰の目にも明らかです。
新築から20年経った輸入住宅でマーヴィンのサッシを施工したおうち
であれば、部材の供給がされているうちに調子が悪い箇所は直しておきたい
ものだと思います。
特にウェザーストリップやロック金物、ダブルハングのバランサーといった
消耗部材については、まだ多少使えると思っても交換しておくべきかも
知れません。
汎用部材であれば、私たちが部品メーカーから調達出来ますが、マーヴィン
独自のものも数多く存在します。
マーヴィンのアメリカにある代理店を経由して購入することも、今後の
検討課題ではありますが、その分費用や納期も余分に掛かりますから、
どうぞ早めにメンテナンスをして下さいね。
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