私たちの輸入住宅に使うのは、殆どが北米の輸入照明。
国産のものは、ダウンライトなどの一部の照明器具に限られます。
今回豊川市のレンガ積み輸入住宅に取り付けたのは、この照明器具。
なんか、アンティークなデザインでしょ。でも、これ、Kichler社の
新製品なんですよ。
それにしても、LEDが主流のこの時代にあって、蛍光灯でもなく
敢えて白熱電球を使うんですから凄いですね。
それも、こんな特殊な形のガラスで、中にある複雑なフィラメントが
そのデザインの一部になっているなんて・・・。
省エネ一辺倒の日本では、考えられない照明器具だと思いませんか。
でも、省エネが人間の生活に癒しを与えてくれる訳ではないですし、
インテリアに美しさをもたらしてくれることもありません。
勿論、エネルギーを湯水の如く使う生活は頂けませんが、
家庭で使う電球くらいは許容してもいいんじゃないでしょうかねぇ。
それくらいの心の余裕は、この時代には必要かも知れません。
ただ、お客さんには、この電球の予備を今のうちに買っておいて
頂くようにはお願いしました。だって、こんな美しい電球が、
いつなくなってしまうか分からないですもんね。
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これでも最新のデザインです
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