ドライウォールの下地工事も終わり、パラペイントによる
上塗りの塗装も完了した豊川市のレンガ積み輸入住宅 N邸。
昨日は、キッチン・ダイニングの大きな吹き抜けに照明器具を
取り付けたという記事を書きましたが、今日は仕上がった
ドライウォールの壁をご覧頂きましょう。
インテリアの壁に開けた窓の角は、全てブルノーズという
丸い仕上げにしてありますから、影がグラデーションのように
柔らかく見えるでしょ。
これこそ、塗装仕上げのドライウォールの真骨頂と言える
デザインです。
窓の向こうには、ニッケル色のメタリックなシーリングファン。
ちょっと宇宙的でレトロな雰囲気を漂わせている絵になって
いると思いませんか。
ゴージャスとか装飾的とかいうイメージが強い輸入住宅ですが、
こういうシンプルで洗練されたデザインにも出来るんです。
それは、お客様がどういう趣向を持っているか、そして
私たちにどれだけ多くの引き出しがあるかで決まってきます。
こいうセンスのある小粋なデザインが出来るビルダーが、
この日本にはどのくらいいるんでしょうねぇ。
因みに、ホームメイドには、専属のインテリア・コーディネーター
という人はおりません。デザイン、施工、資材調達の全ての
コントロールを私がやっているなんて、誰も信じないでしょうね。
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仕上がったら、もっと美しいでしょ
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