
こちらは、昨日滋賀県のおうちで外してきた破損したオペレーター
(開閉金物)です。
サッシは、ローウェン(Loewen)のケースメントサッシですが、クランク
ハンドルを回しても窓を開けたり閉めたりすることが出来ませんでした。
お客様からメールで写真や状況をご案内頂き、オペレーターの回転軸が
折れて金物が機能しなくなったのが原因と判断して、新しいオペレーターを
手配しました。
窓の開閉方向は左右ありますし、窓の大きさによってオペレーターも
様々使い分けられますので、それらを慎重に確認してからの調達です。
そして、昨日お客様のおうちへお邪魔して、オペレーターの交換作業を無事に
完了してきました。
現場の周囲は田畑や林が存在し、冬ともなるとカメムシやテントウムシが
窓枠と建具(障子)との隙間に入り込んで越冬します。
その為、窓を開けると虫やその死骸がたくさん窓の周囲に張り付いていて、
それが窓の開閉を阻害してオペレーターの操作がしづらくなっていたのだろう
とも思います。
今回のオペレーターの破損は、閉めづらい窓をハンドルを回して無理矢理
閉めようとしたことが原因ですが、窓の掃除の不足によってそれを助長
したことも遠因ではないでしょうか。
サッシやドアは、日頃の手入れがその寿命に関係してきます。
こうしたトラブルを回避する為にも、掃除や潤滑剤の塗布といったことを
心掛けるようにして頂きたいものです。
また、サッシ建具の木部も塗装が劣化してきていましたから、木部塗装と
一緒に外部のガラス周囲を防水処理することもお忘れなく。
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