
長野県のお客様から、シングルハング用のバランサーに不具合があるので、
交換部材を調達したいというご相談がありました。
サッシ・メーカーについては不明ですが、おうちは築10年だそうです。
バランサーに不具合があるということですが、10年というのは意外と
早い寿命だと思います。
写真がそのバランサーですが、バランサーに内蔵されているバネが複数箇所で
破断しているのが分かります。
また、バネの破断によって吊りヒモが緩んでしまい、外れ掛かった状態に
なっているようです。
今回はバネが切れてしまっていますが、場合によっては吊りヒモの方が
切れてしまうこともありますから、そのどちらかが悪くなれば交換せざるを
得ません。
バネは若干錆びが出ている感じもありますが、寿命については現場環境や
製造ロットなどいくつか要因があると思いますので、要因が複数に亘る
こともあるでしょうから、はっきりとは原因を断定出来ません。
何れにしても、このような状況になりましたら、サッシの両サイド共
バランサーの交換が必要ですし、おうちのサッシ全体も同様に寿命が来て
いると思われます。
海外からの送料といった経費のことを考えて、一度に全部のバランサーを
交換することが得策のような気がします。
特に、今後円安やアメリカのインフレが進んでいけば、更に購入金額が
高くなることも考えておかなければなりません。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。