
いつもはクラシック系のシーリング・ファンを輸入するのですが、
今回豊川市 N邸に施工したものは、ご覧のようにメタリックな
デザインとなりました。
日本で売られている中国製のファンも、チャラチャラした
装飾や花柄のランプ・シェードが付いた可愛らしい系のものが
一般的ですよね。
5m以上ある吹き抜け天井に取り付けてありますから、
照明付にしたら誰も電球を代えられなくなってしまいますし、
プル・スイッチなんかが下がっていても手が届きません。
ですから、照明なしのすっきりしたデザインになっていますし、
無線リモコンでスイッチやファンの回転を調整出来るものを
輸入しました。
また、天井近くにファンが来ないように、エクステンション・ロッド
と呼ばれる延長棒をオプションで調達して、ファンが60cm程度
下がった位置にくるように取り付けました。
当然ファンの大きさが、そこに合うかも気にしなければいけません。
こうすることで、室内の空気の循環を促し、全館空調で調整された
温度や湿度が家全体に撹拌されることを実現します。
デザインへの気遣いだけでなく、機能への気遣いをちゃんと
出来ることも本物の輸入住宅ビルダーの証です。
まあ、英語のウェブサイトやカタログを理解出来れば、誰でも
やれることでしょうけどね(笑)