
鹿児島のお客様から網戸の取っ手(持ち手)を調達出来ないかというご相談を
頂きました。
輸入サッシは、樹脂製のアルパイン(Alpine)社製。
グラスファイバー製の網は黒々としていて劣化はあまり見受けられない
ようにも思いますが、網戸のフレームや取っ手部分はやけに汚れが付着して
いるようにも見えます。
私が想像するに、網戸の室内側がこのように汚れているのは、浴室のように
水分や湿気が多い場所に設置された窓ではないかと思います。
湿気や水分だけならここまで汚れないのですが、カビや油分が付着する環境に
長年放置された状態だと、汚れがどんどん進行していきます。
お部屋のサッシと比べて、浴室のサッシは意外と手が届きにくい場合が多く、
窓は開けられてもそれ以上に手を伸ばすことはなかなか出来ません。
もし網戸の取っ手の劣化を少しでも遅らせたいのであれば、月に1度くらいは
網戸を外して、雑巾などを使って水分や汚れの拭き取りを行って頂くことを
お勧めします。
そうすれば、窓のバランサーやオペレーターといった開閉金物もきれいな
状態に保つことが可能でしょうから、網戸だけでなく窓そのものの寿命も
延ばすことが可能です。
勿論、そうしていても窓部品には寿命というものがありますから、逐次
交換は必要ですが、15年で交換する処を20年に出来ればその分の手間や
部品代を削減出来ると思います。
是非、夏の間に一度窓の掃除をしてみては如何でしょうか?
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