塗装を始める前のドライウォールの下地の様子。
石膏ボードのジョイント部分やビスを打ったラインにしっかりと
輸入の石膏パテが塗られているのが分かりますね。
でも、下地の壁にブツブツした細かな点がたくさん付いている
のが、ご覧になれますでしょうか。(パテで白くなっている場所
を見るとよく分かるかも知れません)
実は、これがオレンジ・ピールと呼ばれるドライウォールの
仕上げ方法なんです。
オレンジの皮の表面のようなブツブツ感を出すものなんですが、
ジョイントを仕上げるのに使った天然石膏のパテを水で少し溶いて
柔らかくなったものをスプレーで吹き付けるとこんな表情が
出来るんですねぇ。
こうしておくと、壁や天井が石目の感じとなりますし、施工の
粗隠しの役目も果たしてくれますから、ひと手間掛かっても
オレンジ・ピールを吹く意義があるんです。
吹き付けた直後の写真ですから、まだ水っぽくてベージュ色の
粒に見えますから、白いパテのところで目立つのですが、乾いて
白くなると逆にベージュの石膏ボードで白く目立ってきます。
この後、下塗りのプライマー塗料を塗るのですが、さて
どんな感じになるかは、またの機会に。
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このブツブツした感じが、オレンジ・ピール
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