今回のご依頼は、6月中旬に滋賀県にある中古の輸入住宅を販売するので、
それまでに輸入サッシのメンテナンスをしたいというお話です。
家としてはそれ程古くはなさそうですが、使われていなかった
からでしょうか、シングル・ハング窓のバランサーの多くで
吊りヒモなどが切れて使い物にならなくなってしまったようです。
窓の両側に取り付けられたバランサーに使われている吊りヒモですが、
どちらか片方が切れてしまっても、窓の開閉がスムースに
出来なくなります。
また、切れていないもう片方のバランサーも劣化が進んでいる
可能性が高く、同時に交換することが求められます。
このサッシのメーカーは、インシュレート(Insulate)社という
ところで、比較的安価で性能もまずまずの樹脂サッシを製造して
いたのですが、国内には既に代理店もなく、会社自体も他の
メーカーに吸収されてしまっているという状況です。
だから、この窓が使われている輸入住宅にお住まいの方は、
今後どこにメンテナンスをお願いしたらいいのか分からない
という感じでしょうね。
私たちは、バランサーの交換について多くの経験と知識が
ありますから、おおよそどこの窓メーカーのものでも
対応することが可能です。
今回は急ぎの案件ですから、航空便での出荷をベースに段取りを
していくつもりですが、少し待てるという感じのお客さんなら、
運賃が安い船便で手配することも可能です。
NETで検索して頂ける方は、私たちを探すことは可能かも
知れませんが、それ以外の方はどうされるのか心配ですね。
この案件は、名古屋からは少し遠い滋賀県での交換作業と
なりますが、出張費等をお考え頂けるなら、どこへでも
伺うつもりです。それが、使命感というやつです。
あとは、皆さんの輸入住宅に対する愛着や想い次第だと
思います。
そこらへんで、おうちの寿命が変わってくるのでしょうね。
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少々急ぎのバランサー交換の案件です
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