日本の住宅メーカーは、やたらと性能や仕様について
力説します。
しかし、多くの場合、それらは当たり前であることが殆どです。
今の世の中、差別化出来る商品を持っているビルダーなど
殆どないと言ってもいいでしょう。
だから最後には、大手は大量仕入れでコストが安いだとか、
大きな会社はブランド力もあり、信用出来るとかの話で
お客様を説得します。
でも、住宅メーカーで100年の歴史がある会社などありませんし、
安かろう悪かろうでは、いくらコストを抑えた金額でも
その価値はありません。
お金を出すだけの価値って、何なんでしょう?
それは、家づくりの楽しみと出来たものへの満足度にある
と言えるかも知れません。
それは、お客様自身で抱いていた想像を、遙かに超えた
家になっていることが必要です。
そう、自分が出したお金以上の出来栄えが要求されるはずです。
そこには、ビルダーのデザイン力やセンスがなければ
いけません。これは、お金を出せば、絶対買えるものとは
言えません。
でも、お金を出さなきゃ、買えないものではあるはずです。
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デザインにこそ価値があります
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