
ここのところ、台風などで湿った南風が日本列島に流れてきて
気温の割に蒸し暑い感じがしませんか?
梅雨時もそうなんですが、こういう湿気を感じる時期は、
輸入のドアも湿気で膨張するのです。
また、輸入住宅のドアは重いですから、長年使っていると
ドア・ラッチ側にドア自体が傾いてきます。
そうなると、ドアとドアの上枠との間の隙間が、左右で違って
きてしまいますね。
こうしたことが重なってくると、ドアとドア枠とがだんだん
接するようになってきて、ドアの開閉がきつくなってきます。
そして、ドアの下端が、敷居部分に当たって擦れてくるなんて
ことにもなってきます。
更に、湿気などでドアが歪んできたりすると、上下だけでなく
内側・外側の方向も含めて、三次元で建て起しを調整しないと
いけませんから、直すのに結構技術が必要となります。
こうした調整は、10年に一度はやって欲しいのですが、
殆どの皆さんはそのうち何とかなるだろうと放置して
いますから、ドアが擦れて傷ついたりドア・ラッチが
ストライクに入らなくなってロックが出来なくなったりします。
そうなると、防犯上も大変なことになりますから、
定期的なドアの調整やヒンジの交換は必修です。
まだ家の建具調整を一度もしたことがないという輸入住宅
ユーザーは、是非この機会にメンテナンスをしてもらって下さい。
特に玄関は家の顔ですから、スムースになると気持ちが
よくなりますよ。
お困りの方は、お問い合わせ下さい。