この木製サッシは、マーヴィンのボウ・ウインドウ。
弓なりのデザインになっているので、BOW Windowと呼ばれています。
いろいろあるサッシの中でも、デザインが優美ですよね。
ボウ・ウインドウの殆どは、クランク・ハンドルを回すことで窓が
開いていくケースメント(ケースマスター)と呼ばれるタイプのものと
ハメ殺しの窓(FIX窓)が交互に配置されています。
この窓は、中央にハメ殺しの窓を取り付けて、ケースメントが2枚ずつ
その両側に取り付けられた5枚ガラスの大きなボウ・ウインドウです。
今回、この窓の一番外側のケースメントの窓を開ける為のクランク
ハンドルが破損してしまった為、手に入らないかという相談が
ありました。
クランク・ハンドルは、金属で出来ていますが、鋳物ですから
無理に力を入れたりすると、割れてしまって使えなくなることも
しばしばです。
こうしたトラブルは、マーヴィンだけでなく他の輸入サッシでも
同様に起こります。勿論、アルミクラッドの木製サッシの他に
樹脂サッシも同じです。
建具(サッシュ)の歪みや位置のずれなどで開閉がスムーズで
なくなったり、ロックが掛からなくなったりしたら、無理に動かそう
とせずに、私たちのような専門業者に窓の調整をしてもらって下さい。
ただ、クランク・ハンドルや窓の部品が壊れてしまったら、
交換部品の調達も可能ですから窓メーカー名や品番、施行時期を
設計図などで確認して下さいね。
輸入窓のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。
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ケースメント窓のハンドルは、鋳物です
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