
昨日、屋根材の剥がれが保険で直せるかも知れないという
話を書かせて頂きましたが、更に追加で皆さんにお話しさせて
頂きたいと思います。
最近、夏冬に限らず多くなってきたのが、局地的な豪雨と
それに伴う落雷です。
で、落雷した際にあたり一帯が停電になって、場合によっては
電線を雷が伝って、家の電気機器を壊してしまうなんて
ことが多くなってきました。
そんな時、家財に保険を掛けていれば、保障を受けられる
のですが、多くの場合、家本体の保険は入っていても家財に
まで保険を掛けているというケースは少ないと思います。
家財の保険って、保険料が結構高かったりしますからね。
そこで、多くの場合、仕方なしに自費で買い替えをする訳
ですが、家の保険で賄えるものもあるのです。
(保険会社の考え方や規定の違いによって、賄えない場合が
ありますので、その点は注意が必要ですよ)
例えば、インターホンやエアコン。一旦取り付けてしまうと
自分たちでは手軽に取り外しが出来ないものなどは、実は
家本体の一部として認められ、保険が適用出来るケースが
存在します。(窓付けの簡易エアコンは、適用外のようです)
そういった意味では、簡単に移動出来る家電は、その対象外
になることが多いのですが、例えば製氷機付きの冷蔵庫で
給水管に接続されているようなものは、自分たちでは場所を
移動させることは難しいですね。
そういった半固定式のものは、保険適用が考えられます。
殆どの皆さんは、仕方なく買い替えていたと思いますから、
そんなこと考えてもみなかったでしょ。
災害時の補修については、天災だからと諦めずに一度私共の
ようなプロのビルダーや専門家に相談してみて下さいね。
但し、先程も述べたように保険が適用されるかどうかは、
被害の状況や保険会社の個々の判断に依りますので、必ずしも
全て保険が効く訳ではありませんからね。
そういった意味では、間に入ってくれる人の交渉能力も
必要かも知れません。