愛知県名古屋市にある輸入住宅 H邸は、築14年目。
屋根の軒や窓周りの防水コーキング、ウッドデッキの劣化など、
メンテナンスをした方がいい部分もボチボチ出てきています。
そんな中、輸入のアスファルト・シングル屋根材が、1枚ちぎれて
落ちてきたというご連絡を頂きました。
そこで状況を確認しに伺ったのですが、幸いなことに屋根材が
重なっている部分まで剥がれてきているということはなく、
防水上の問題は見受けられませんでした。
下に落ちていた屋根材の状態を確認しましたが、表面の色落ち・
劣化や材料自体の硬化もなく、特段の異常は見られませんでした。
でも、一直線状に引きちぎられているところから考えると、
突風のような局所的な強い風に煽られ、薄い板状の屋根材が
巻き上げられて折れたと想像されます。
私たちが使うアスファルト・シングルは、通常30~40年の
色落ち保証を有するものですから、それ程早く劣化することは
ありませんが、こうした風災(風害)はどうしようもありません。
わざわざここだけを張り直すには、クレーン車などを使う必要が
ありますから、外装の他のメンテナンスと一緒に補修した方が
費用的にも効率的ですね。
輸入のアスファルト・シングル葺きは耐久性があるからといって、
過信は禁物であることを心しなければいけないですね。
(国産のアスファルト・シングルは、10年も持たない寿命の
ものもありますから、注意が必要です)
輸入住宅の屋根の修理でお困りの方は、お問い合わせ下さい。
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屋根材の剥がれ
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