
アンニュイとは、「ものうげな」様子を言うのだそうだけれど、
丁度そんな感じをイメージさせてくれるインテリアがこれ。
遠くに見えるビル群を下にして、高層階にこんな渋い
デザインをもってくるところがアメリカらしいですね。
日本人の普通のインテリア・コーディネーターなら、おそらく
シンプル・モダンへと舵を切っているんじゃないでしょうか。
壁は、抹茶に小豆の茶色を加えたような色のドライウォールの
塗り壁。そこに当たる光は、フィラメントから発せられる
オレンジ掛かった白熱光。
だから、光が当たった部分だけ、壁が淡い黄緑色に変わります。
このインテリアの暗さやドライウォールのマットな塗装が、
こうしたアンニュイな雰囲気を醸し出しているのは間違い
ないですね。
ダークな木枠で作られたカットガラスの鏡やアクセント
としてもお花もこのインテリアにはマッチしていると
思いませんか?
日本でもこうしたデザインの施工が出来る輸入住宅ビルダーが、
増えてくることを望むばかりです。
こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。