1個当たり3kgもある大きなレンガ。
これが10,000個積まれて、レンガ積み外壁の輸入住宅が造られる
のですから、外壁の重量は30トンとなるんですね。
でも、このレンガ積み外壁は建物の構造体には直接負担が掛からない
構造ですから、外壁の重さがどれだけあってもおうちは軽いまま
という不思議な状態になるんです。
(詳しいことは、他の記事をお読み下さいね)
さて、そんな本物のレンガ積みですが、玄関ポーチのような開口部
のある場所では、大きなL字鉄筋を梁(ハリ)にしてその上にレンガを
載せて積んでいきます。
でも、開口部をアーチ状にしてレンガを積むと、鉄筋を入れずに
開口部を形作ることが可能なんですね。
めがね橋と同じ原理で、丸く積まれたレンガはお互い押し合って
バランスを保つので、上から大きな重さが掛かってもビクとも
しないという訳です。
こうした状態を100年も持たせる為に、私たちは硬く焼かれた
高品質なカナダのレンガを使います。
価格も高くつきますが、それに伴う性能や耐久性、美しさも
他のレンガやスライス・ブリックの追随を許しません。
こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。
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