写真のものは、輸入の樹脂製掃出しサッシ(スライディング・
パティオ・ドア)。どこの製品かは、分かりません。
先日、お客様の玄関ドアのメンテナンスに伺った際に、掃出しサッシの
ドアが重くなって子供の力では開けられないという相談を頂きました。
通常よくあるのは、掃出しサッシの上に構造体の重しが掛かって
サッシを上から押してしまっているというトラブルです。
そうなると、ドアの上下にあるべき隙間がなくなって、戸車が
固くなる為ドアが固くなるんです。
でも、今回のケースは、片引き戸の上下には十分な隙間があるようです。
よく見ると、ドア自体が少し変形しているようで、ドアが下枠を
押しているような感じです。
ドアの高さ調整をした上で潤滑油を注してみましたので、
若干ドアが軽くなりましたが、掃出しサッシの変形自体は
どうしようもありません。
お客様には定期的に油を注すようにアドバイスしましたが、
製品のくせと上手に付き合っていく他はありません。
ペアの強化ガラスを使っていますから、重さが200kgもあります。
重さで多少変形するのも仕方ないかも知れませんね。
何れにしても、何かあった時に頼りにされる存在で今後共ありたい
ものです。
輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。
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引き戸の開閉が重くなっていませんか?
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