輸入サッシ・メーカーの窓には、製造時のロット番号などが
ガラスや窓枠に記載されているものが存在します。
全ての輸入サッシ・メーカーがそういうことをやっている
訳ではありませんし、残念ながらこうした表記が消えてなくなって
しまっているものもあります。
でも、このペラのサッシのように製造番号がシールに記載
された状態で残っていれば、当時の窓部品やペアガラスの詳細
などの記録をたどって、交換用のパーツを調達出来る可能性が
大きくなります。
ですから、こうした何気ないシールを剥がさないようにして
もらうか、記録として写真に撮っておいてもらうかすると
後々の窓のメンテナンスに役立つはずです。
こういうところも、長く使うことを考えて作られた輸入サッシの
素晴らしいところのような気がします。
勿論、こうした表記がなくなってしまったとしても、他に
当時の仕様等を探る方法もありますから、施工時期や窓の型番
などが記載された設計図を大切に保管しておくことも忘れないで
下さいね。
輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
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ペラ・ウィンドウのガラスに貼られた製造シール
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