大阪府のお客様から、屋根に天然スレートを使いたいという
ご相談を頂きました。
一度葺いたら100年以上の耐久性がある本物ですが、それなりの
お値段になりますから、お客様にもそれなりの覚悟と資力が必要です。
写真は、お客様から頂いた屋根のイメージですが、ストレートな
一文字葺きの天然スレートになっていて、軒先の一列だけを銅板を
用いた鈑金屋根になっています。
腰葺きと呼ばれる手の込んだ施工ですが、平屋の贅沢なおうちには
よく合いますよね。
銅板ですから緑青が吹いてすぐに青く変色すると思われがちですが、
最初は黒く変色して50年以上掛かって徐々に青くなってくるので、
それまで私たちが生きていられれば見ることが出来るという代物です。
天然スレートの屋根も鉄分が染み出してきているようで、少し赤く
変色してきている処はなかなか風情がありますねぇ。
今回、建築自体は大手住宅メーカーさんが施工して、屋根だけを
お客様が直接発注されるという形のようですが、さてさてご契約は
どうなることでしょうか。
在庫や職人の状況を確認した上で見積をしますので、少々時間が
掛かってしまいますが、どうぞお待ち下さいね。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。