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Channel: 住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド
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これがなければ、網戸を外せない?

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ミルガード(Milgard)の輸入樹脂サッシをお使いのお客様から、
シングルハングの上げ下げ窓の交換用バランサーについてご相談を
頂いたのですが、その際に網戸の部品についても調達可能かどうか
ご質問を頂きました。

ご相談頂いたのは、網戸をサッシから外す際に網戸自体を一旦少し
持ち上げる必要があるのですが、その時に指を掛ける為の持ち手と
なるパーツです。

ご覧のように網戸のスクリーンも随分古くなって白化しています。
5年で悪くなる国産のプラスチック製の網と違い、グラスファイバーの
網は丈夫で長持ちなんですが、20年近く風雨に曝されれば、いくら
丈夫でもこうなってしまいます。

この取っ手部品は、写真のような塩化ビニール製の他に、アルミの
薄板で出来た製品もありますが、価格や大きさといったものは
然程違いはないようです。

ですから、多少耐久性を重視されるならアルミ製のものがいいかも
知れませんが、ブリキ板のような見栄えですから、写真のように
スマートなデザインにはなりません。

塩化ビニール製の部品は経年劣化して千切れてしまうこともありますが、
一番多いトラブルは網戸から部品が外れてしまいどこかにいって
しまったというものかも知れません。

実は、こうした部品の多くは、スクリーンをアルミ枠に固定する
網押さえの糸ゴムで網と一緒に枠に固定されます。

ですから、網が枠から外れてしまったり、糸ゴムが劣化して網を押える
機能が失われてしまったりすると、自然と網戸から落ちてしまうのです。

もしこうした部品を庭に落とさないようにしたいなら、スクリーンや
固定用ゴムの定期的な交換をして下さい。

最悪失くしてしまっても輸入をすれば何とかなりますが、アメリカ
からの輸入ですから、それなりの時間と送料等が掛かります。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。


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