こちらは、ローウェン(Loewen)の掃出しサッシ、スライディング
パティオドアですが、右側のガラスが割れてしまいました。
輸入サッシの掃出しは、ペアの強化ガラスになっていますから、
1枚が割れてしまってももう1枚の強化ガラスで防犯性、気密性、
防雨性は確保出来ます。
ただ、やはりこのままで暮らすにはちょっと問題がありますから、
私共にガラスのメンテナンスについて相談を頂きました。
ローウェンのサッシの場合、ペアガラスと建具枠とがある程度
一体式になっていますから、余程のことがない限り建具ごと
交換する以外ありません。
ですから、カナダのローウェンに同じサイズのものをオーダーして
作ってもらうこととなります。
ローウェンは、北米のサッシ・メーカーではしっかりした会社
ですから、製作自体は問題ないと思いますが、一から注文で
作りますから3ヶ月程度の納期は掛かります。
今からですと、クリスマスや年末年始にも掛かってきますから、
もう1ヶ月程度余分に時間をみておく必要がありますね。
でも、20年近く経ったサッシでも、元通り直せるというのは、
輸入サッシの素敵なところではないでしょうか。
ただ、こうした手配が出来る専門家が、日本にはあまりいない
という点は寂しい限りですねぇ。
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