こちらは、愛知県岡崎市でリフォーム中の中古の輸入住宅。
輸入資材の修理やメンテナンス方法は、皆目見当が付かないという
ことで、リフォームしている業者さんから相談を受けました。
そこで現地で状況を確認したのですが、写真はインシュレート(Insulate)
社製の掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)。
ご覧のようにペアガラスの中が真っ黒に汚れています。また、スライドレールの
下枠に砂やゴミが一杯詰まっている状態でした。
随分長く放置された状態だったとも考えられますが、以前ここに住んでいた
住人もあまり掃除をしていなかった感じがします。
ドアの動きが重くて開閉しづらいということでしたが、そりゃこれだけ
ゴミが詰まっていては、滑車がレールの上をスムースに走る訳はありません。
勿論、スムースに動くようにドアを調整することは可能ですが、まずは
ゴミやホコリを取り除いてきれいにしてあげることが先決です。
その上で調整が必要ということなら、私たちに出番が回ってきます。
ペアガラス内部の曇りや結露、汚れについては、交換以外方法はありません。
ただ、不動産屋さんから依頼されたリフォーム業者さんは予算が限られて
いるらしく、ガラスが割れている状況ではないので、家の購入者には
このままの状態で引き渡すつもりらしいです。
でも、この家を買うお客さんは、これをどうにかしてくれるような
専門家を知らないでしょうし、きっと困ってしまうでしょう。
私たちに依頼頂くメンテナンスは、非常に限られたものとなってしまう
かも知れませんから、私たちの名前だけでも買い手の方にお伝え頂きたい
ものです。
それにしても、こうやって悪くなっていく輸入住宅を見るのは、
忍びないですねぇ。
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