
昨日、守山区でスパイラル・バランサーの交換作業を行ったと記事に
書きましたが、その際に一緒に交換したピボットシューを取り外す
様子がこちらです。
輸入樹脂サッシのフレームの中に、新しいピボットシューが装着
されていますね。
また、取り外した古いピボットシューも一緒に写っています。
ご覧頂いたように、ピボットシューはフレームに明いたレール溝より
幅が少々大きいのです。
ですから、レール溝の幅を広げない限り、ピボットシューはその中へ
入れることが出来ません。
特別に道具を用意していない修理業者さんにお願いすると、窓の
フレームをカッターナイフのようなもので切って、溝の幅を広げます。
一度切ったものは元には戻りませんから、窓の見た目はあまりよく
ありませんね。
ですから、私たちは以前も記事に書いたように、フレームを広げる
フレーム・エキスパンダーという特殊工具を用いて、樹脂のフレームを
一時的に広げます。
塩化ビニールの樹脂は通常は硬いものですが、ゆっくり力を掛けると
徐々に曲げられるだけの柔軟性があるのです。
勿論、広げ過ぎると割れたりしてしまいますから、そこは慎重に
作業を行わなければなりません。
窓フレームの中に新しいピボットシューを入れることが出来たら、
後はゆっくりとフレームの幅を元に戻せば、交換完了です。
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