
アルメトコ(Almetco)の掃出しサッシに付いているハンドルロックを
交換したいというご依頼を頂き、今回その交換パーツが入荷しました。
既に既存のハンドルは廃番となっているらしく、全く同じデザインの
ものは存在しないようですが、取り付け位置やロック金物の形状が
同じタイプのものを見付けました。
お客様に新しいハンドルの寸法等を確認して頂き、取付けに問題が
ないかを見てもらいました。
その後お客様からOKの返事を頂きましたので、取り寄せを行ったのが
この写真のハンドルセット。
少しデザインが異なりますが、あまり雰囲気を変えることなく、
ハンドルの位置やロックの機能を適切に確保出来ていると思います。
モデルチェンジが多く、寸法もコロコロ変わる国産サッシに比べ、
輸入サッシは代替可能な部材が多く使われています。
ですから、今回のような10年以上前に施工された掃出しサッシでも、
交換部品を入手することは不可能ではありません。
全く同じか、それに準ずる部品・部材を探すのは、少々手間が掛かり
面倒な作業ではありますが、私たちがそういうことをやらなければ
輸入住宅の文化を支えていくことは出来ません。
勿論、今回のようにうまくいかないケースもあるのですが、チャレンジ
こそ仕事に於いては大切なことではないでしょうか。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
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ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。