
こちらの写真は、スチール製ガレージドアに設置されたトーション
スプリングが断裂した様子です。
ガレージドアの幅が4mもありますので、トーションスプリングは
2本使われていますが、そのうちの1本が切れてしまいました。
ただ、切れていないもう1本も金属疲労を起こしていますから、
こうした時は2本共交換する必要があります。
でないと、ドアを持ち上げるだけの十分な力を発揮出来ませんし、
もう1本も近い将来切れる恐れがありますから、修理の手間代が
もったいないです。
ガレージドアのバネ切れはよくあるトラブルですが、こういう時に
バネだけを交換すれば直るということではないかも知れません。
単純に劣化しただけというならいいのですが、バネに無理な力が
掛かっていたり、ドアの左右のバランスが崩れていて、左右で力の
掛かり方が異なっていたりということも考えられます。
ですから、私たちはバネを交換する際には、必ず事前調査を行って
ドアの重量やシステム全体の状況をチェックするのが普通です。
そこで発見された不具合については、部材を調達した上で、バネを
交換する際に一緒に交換・修理を実施します。
そうすれば、ガレージドアの不具合による修理の頻度を下げることが
出来ますから、長く正常にお使い頂けるようになると思います。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
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ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。