
お客様から網戸を新しくしたいというご依頼を受けて、大きなサイズの
網戸の製作をしております。
幅が80cm、高さが1.3m程度あるので、四方のアルミフレームだけでは、
網戸の強度が保てません。
そこで、網戸の中央にセンターフレームを1本入れて補強するのですが、
周囲のフレームとは形状が少し異なります。
周囲のフレームは、網(スクリーン)をフレームに装着する為の網押さえ
の長いゴムが入るような溝が入っていますが、中央のフレームはゴムを
入れる必要がないので、真四角の長方形の形をしています。
でも、この補強用のフレームは、特殊な為かアメリカでもあまり売られて
いないんです。
今回特別に調達することが出来ましたので、この大きな網戸を同じ大きさで
新調することが可能となりました。
薄板で出来た網戸のフレームは、地面に落としたり、外す際に曲がって
しまったり、劣化して折れてしまったりしますから、古い輸入サッシでは
網戸の交換・作り直しが必要になったりします。
マニアックな仕事ですが、適切な材料と知識さえあれば、どんな輸入
サッシの網戸でも修理したり作り直したりすることは可能です。
コロナの影響で輸入材の調達が困難になってきた今、間一髪で
部材が手に入ってよかったです。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。