
週末、埼玉県桶川市のお客様のおうちに伺って、ハード(Hurd)の
サッシを修理・メンテナンスしてきました。
掃出しサッシのロックについては、一昨日お伝えした通り、部品の違いで
取付けを断念したのですが、ダブルハングについては無事交換を終える
ことが出来ました。
単なるロック金物の交換なら、お客様自身でも出来るとお考えの人も
いらっしゃると思いますが、破損するからには原因というものがあります。
その原因を解決しない限り、すぐにまた同じトラブルで部品交換をしなければ
ならなくなります。そうなると防犯上も心配ですよね。
写真をご覧頂くと分かりますが、鍵を掛ける回転ラッチの上端とそれを受ける
側の台座部分に金属の削れが発生しています。
この両者は多少当たることはあっても、力を入れなければ鍵が掛けられない程
動作が固いということはありません。
こういう場合は、建具自体に歪みがあって、噛み合わせの位置がずれている
というケースと、これらのロック金物の取付け施工が悪く、ずれた位置に
それぞれを装着してしまったというケースの2つが考えられます。
それを是正する為に、建具の開閉状況を確認したり、ロック金物の状況を
確認したりして、その原因を探ります。
今回は、ロック金物の噛み合わせ位置が1mm程度ずれていたことが問題
でしたから、それを修正して修理完了。
見違える程スムースにロック出来るようになりましたが、ビス穴の位置を
1mm以下で変えるのって素人の皆さんでは難しいかも知れませんね。
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