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Channel: 住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド
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ここまで減ったら、下がります

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こちらは、倉敷の輸入住宅で取り外した古い室内ドア用ヒンジと
新品のドアヒンジを並べた様子です。

新しいものは、左右の蝶番の合わせ目が、ピッタリしているのが分かります。

外してきたヒンジは、お互いが削り合って大きく弧を描くように隙間が
明いていますね。

20年近く使い続けてきた結果ですが、このように歪んだ形で片減りするのは
ヒンジの取付け位置に無理があったからだと思います。

ヒンジに変なストレスが掛からないように取付けを行っていれば、削れても
水平方向に徐々に減っていきます。

これだとドアの開け閉めも固かったでしょうし、ドアを開ける角度によって
ドアが上下したと思われます。

当然減り方も激しいですから、一杯まで開けた時はフローリングにドアが
擦って動かなくなるくらいでした。

こういう状態でこのまま放置したら、きっとドアも床も傷が付いて、そのうち
ドアにも歪みが来るようになったでしょうね。

今回、ヒンジを新しいものに交換して、ドアの高さや傾きも調整しましたから、
また15~20年くらいはお使い頂けると思います。

何れにしても、変な状態だと思ったら、ドアでも窓でも早めに交換・修理を
するようにして下さいね。

交換・調整すれば、新築時のようにスムース動くようになるはずです。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

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