
今日、北名古屋市のお客様のおうちにお邪魔して、輸入シングルハング
サッシのコイルバランサーを交換してきました。
サッシ・メーカーは、サーティンティード(CertainTeed)。
お値打ちな値段のサッシでしたので、輸入住宅にはよく使われました。
今は、国内からは撤退していますから、国内でアフターサービスを行って
くれる会社はありませんので、数少ない私たちのような輸入住宅ビルダーが
修理をやっているといった状況です。
サーティンティードは、樹脂サッシのメーカーでしたから、リビングや
寝室など家全体に使われている以外に、湯気や湿気の多い浴室にスポット的
に採用されているケースも多いかも知れません。
今回はまさにそういうおうちで、ユニットバスに装着されていました。
写真は、ステンレスのバネが切れたコイルバランサーを外して、新しい
ものを窓枠の溝の中に挿入した様子です。
窓のフレームの溝を広げるエキスパンダー工具を使って交換作業をしましたが、
ユニットバスは窓枠の奥行が30cm以上あるので、壁が邪魔して工具を扱う
手が十分使えません。
それに窓枠を一気に広げる感じで雑に作業をすると、樹脂で出来た窓枠が
割れてしまう危険性があるので、慎重さも要求されます。
正しい道具と正しい手順、そして経験が必要ですので、窓枠を傷付けずに
きれいに施工出来る人はなかなかいませんが、こういう仕事が出来る人材が
日本でも育って欲しいものですね。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
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