
お近くにお住まいのお客様からお風呂が寒いので、浴室暖房機を付けて欲しい
というご依頼を頂きました。
お風呂は、25年くらい前に新築施工したイナックス(INAX)のユニットバス。
まだまだ悪くなってはいないですが、今のものと比べると多少断熱性能が
高くないかも知れません。
で、今回設置したのは、リクシルがこのユニットバスに設置を推奨している
換気乾燥機能付き浴室暖房機。
今では当たり前ですが、25年前はなかった24時間換気機能も付いています。
既存のおうちに追加設置するという形ですから、いろいろとやりづらい
こともあるだろうと準備をして臨みました。
一番大変なのは、鉄板で出来た天井に浴暖を埋め込む為の開口を開ける作業です。
特に作業で細かな鉄粉が出ますから、お湯や湿気で赤く錆びてお風呂に色が
付いてしまわないか、十分注意して養生をしなければなりません。
また、浴室換気扇のダクト穴を利用出来るかや天井の構造材が機器に干渉
しないか、機器を接続することで分電盤のブレーカーが飛ばないか、といった
ことも慎重にチェックして作業を進める必要があります。
写真は、そういった作業が終了して、無事に浴暖を設置した様子です。
これで、ヒートショックもなく、暖かい空気の中で浴室に入れますね。
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