
北米の分厚いカーペットのフワフワ感は、たまらないですよね。
現地のいいホテルに行くと、素足で歩きたくなってくるくらい
気持ちがいいですから。
そんな輸入のカーペットを、豊川市で施工中のレンガ積み
輸入住宅 N邸の主寝室に使いました。
これは、ダブルフェース織と呼ばれる織り方で、火災になっても
有害な煙を出さないポリエステルの糸で編んであります。
その厚さは、下に敷くカーペット・パッドも入れれば20mm
にもなるんですね。
そりゃ、フカフカにもなりますよね。
実は、この家の床には同じ厚みの20mm パイン・フローリングが
敷き詰められているので、寝室の床の高さを揃えるべく
カーペットの厚さも20mmにしたんです。
また、この色合いもいいでしょ。壁と同系色で揃えていながら、
それより少し濃い色でアレンジされたカーペットは、幅木
(ベースボード)の白を介して壁と対峙しています。
上品で落ち着いたデザインは、まさにくつろぎの空間に
ピッタリです。
最近の日本人は、カーペットのダニや汚れを心配する方が
多いですが、そういうことに対しての防御が殺虫剤や防汚剤を
使わないで対処をされているのも健康や安全に敏感な
カナダ人の要求に合致しています。
やっぱり、殆ど毛足のない日本のパンチ・カーペットとは、
全然違いますよね。
こういった細かなことで随所に気遣いをしていれば、
時間も手間・暇も掛かります。それでも、私たちの家づくりは、
耐久性と美しさに拘ります。