このデザインの洗面ボウルを、シェル・ボウルと呼びます。
Shell、つまり貝殻型にボウルを切っているので、そう呼ばれる
ようになったのですが、北米でも殆ど見かけなくなって
しまったデザインです。
50~70年代くらいは、結構このタイプが多く出回っていた
のですが、モダンな工業的なシェイプが主流となって、
可愛らしいデザインはクラシックと捉えられるように
なったんですね。
でも、このデザインは、国産では到底見つけることが出来ない
ですし、日本人にとってアメリカへの憧れやノスタルジーを
感じさせるものだと思います。
だから、私たちに輸入住宅をお願いされるお客さんの多くが
このシェル・ボウルの洗面カウンターを選ばれるんですね。
でも、残念ながら、このボウル・カウンターを制作してくれる
メーカーもだんだん少なくなってきています。
多分、国内でこれを輸入できるビルダーは、ホームメイド
くらいじゃないでしょうか。
時代が流れても、いいものはいい。調達出来る限り、今後も
美しいデザインの資材を輸入していきたいものです。
人が出来ないことに挑戦するのって、楽しいですもんね。
↧
今このデザインの洗面を輸入出来るのは、うちだけ?
↧