やっぱりなぁ~、なんて思うニュースが入ってきた。
(ニュースの詳細は、このページの下の方をご覧下さい)
九州電力が、近い将来自然エネルギーの買い取りを止めるかも
知れないというのだ。
電気の買い取り価格が高く設定され、屋根にソーラー発電パネルを
設置した人も多いだろうが、今後買い取ってもらえないとか、
買い取り価格が大幅に下がる恐れも生じてきた。
10年経てば元が引けるから、その後は儲かるばかりだと
業界は宣伝していたが、そんなにうまい話はないだろうと
思っていたことがそろそろ現実になろうとしている。
ここ名古屋の中部電力が、そういった検討を始めた訳ではないが、
もし九州電力が止めれば必ず全国に波及するはずだ。
10年後にはパワコン等の付属機器が壊れ、交換メンテナンスで
お金も掛かる時にどうするんだろうか。勿論、屋根の補修だって
しなきゃいけないですし・・・。
やっぱり、こうした設備は政府や業界に踊らされて買うのではなく、
価格的にも社会的にも、そして個人的にもメリットがあると
いう価値観を持っている人が設置すべきじゃないでしょうかねぇ。
お金だけでなく、環境に対する思いや信念・信条が大切です。
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九州電力:再生エネ買い取り中断検討 送電パンクの恐れ
毎日新聞 2014年09月20日
九州電力が、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)に基づく契約の受け入れを、管内全域で中断する本格検討に入った。太陽光発電の導入が急速に進み、自社の送電設備の容量がパンクする恐れが出てきたため。ただ、受け入れ中断には、再エネ事業者への合理的な説明が必要なほか、世論の反発も予想されるため、九電は月内にも、国と対応策を協議する。
管内全域で中断すれば、大手電力で初の事例となる。九電は昨年3月、既存の送電設備で接続可能な太陽光・風力発電容量を400万キロワット増やして700万キロワットと定め、2020年までに導入を図るとしてきた。だが、太陽光発電の買い取り価格が高かったこともあり、今年7月末の実績で既に385万キロワットに達するなど、想定を上回っている。
太陽光は出力の変動幅が大きく、さらなる導入には変動幅を抑える技術開発や、設備の増強工事が不可欠。再エネ事業者が多額の工事費用を自己負担するケースも出ており、九電は、導入目標拡大を検討する一方で、FITを推進する国に対しても、制度見直しを含めた対応を求める意向だ。
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太陽光発電、危うし!
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