
この家は、築13年の輸入住宅。子供が小さい頃にあばれて、
寝室にある窓下の壁に穴を明けてしまった。
その時は、また子供があばれるかも知れないということで、
補修をせずに放っておいたのだが、外壁の塗り直しのタイミングに
この穴を含めたドライウォールの補修をしようという話になった。
ビニールクロスの壁なら、クロスを全面張り替えるしか方法は
ないが、石膏ボードに塗装するドライウォールの壁なら、
穴の明いた箇所を少し大きめに切り取って、そこにその大きさに
合わせたボードをはめ込めば大丈夫。
まあ、パッチを当てるようなものですね。
切り口のジョイント部分は、北米製の石膏パテをしっかり塗って、
その上からオレンジピール仕上げとして、パテを水で少し溶いた
ブツブツを吹き付ければ下地作業が完了!
オレンジピール仕上げは、ドライウォール下地の粗隠しの
役割も果たしますから、ひと手間掛けるだけのことはありますよ。
そこまで仕上げた状態が、この写真です。
どうです、石膏ボードをつないだ感じもなく、きれいに仕上がって
いると思いませんか?
この上から下塗り用のプライマーを塗って、最後に上塗り用の
パラペイントで色付けすれば、ドライウォールの修理は完成です。
カナダ製のパラペイントは、国産の塗料と違い、素人の人が
部分塗りをしても色ムラにはなりません。普通だったら、
塗ったところだけ色が変わってしまいますよね。
そこが、パラペイントの優れた特徴なんですね。
また、現状住んだ状況でこうした塗装をしても嫌な臭いが全く
しないパラペイントであれば、施工中でも安心して生活出来る
ということも魅力です。
塗り壁のドライウォールって、簡単で元通りにメンテナンス出来る
ところが、素晴らしいと思いませんか?
勿論、この際だから、違う色を塗って模様替えなんていうのも
いいかも知れませんよ。
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